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精神科訪問看護サービスの内容

訪問看護ステーション心の花では、ご利用者様をより深く理解し最善のケアを行うために、ご利用者様の状況のヒアリング・ケアの際には、精神科医にアドバイスを頂きながら創り上げた、自社オリジナルの冊子を使用します。

オリジナル冊子

冊子制作協力医療機関
広田クリニック
広田進 院長 広田進 院長

トレーニングシート

①心の花オリジナルトレーニングシート

冊子のコンセプト ~冊子に込める心の花の思い~

日頃、皆さんと訪問看護で向き合う中で、常々思うことがありました。
それは、人はストレスを感じたり、大きな壁にぶつかってしまうと、どうしても物事を悲観的に捉えたり、考え方に「歪み」が生じてしまうのだと。人は、物事をマイナスに考えるのは得意な生き物とされていますが、プラスに考えることが苦手な生き物です。

しかし、目に見えない心の中の「歪み」も、時間をかけてトレーニングすることでプラスに変えやすくなるのではないかと考えました。
世の中には、沢山の治療法があります。認知行動療法や心理教育などもその一つです。

それらを目で見て分かりやすく、また、皆さんが活用しやすいよう試行錯誤し、完成したものが、この“心の花トレーニングシート”です。
失敗しても、時間をかけて、共に考え「ユガミン」を追い出し「二コルン」を一緒に取り入れていきませんか?私たち訪問看護ステーション心の花のスタッフ一同、そのお手伝いが出来ればと考えているところです。

焦らず、のんびり、ゆっくりと自分自身と向き合いながら、楽しいライフステージを送っていきましょう。

心の花オリジナルトレーニングシート

広田クリニック/広田進院長のコメント

人と接することが不安で家に閉じこもっている、自分が嫌いで仕方ない、こんなに生活が苦しいのはどうして?頑張りたいのに頑張れない、家族や周囲の人から冷たい目でみられている、誰にも受け入れてもらえない等、なにかしらうまくいっていないことがあると思います。

私たちは皆、人間関係のしがらみの中に生き、さまざまなストレスにさらされ、それは予期せず大きくなったりします。まさに人生いろいろ、皆さんこれまでたくさんのストレスを経験されてきたことと思います。

このテキストはうつや不安など精神的な病気を患っている人もそうでない人も、ストレスを感じたときの「考え方のネガティブなクセ」=「ユガミン」を修正するのに有効であると思います。ただ人間というのは、これまでの考え方のクセを変えるのには相当な時間が必要で、このテキストでの練習もトライ&エラーの繰り返しが必要です。

辛いときには感情的になる時期も必要です。ですが、辛い感情に支配されてしまったり、長期間とらわれすぎてしまうとかえって自分の足を引っ張ることもあります。少し気持ちが落ち着いたらこのテキストを使ってよりよい、「現実的な考え方」=「ニコルン」を看護師や主治医と考えていきましょう。そうすれば、今うまくいっていない原因がわかったり、ちょっとした考え方の変化が生まれ、少しだけでもストレスを受け流すことができるようになると思います。

考え方が少し変わると行動が少し変わり、行動が少し変わると人生が少し好転するかもしれません。私たちはそのお手伝いができればと思っています。

コミュニケーショントレーニング

②心の花オリジナルコミュニケーショントレーニングブック

冊子のコンセプト

私たちは、日々の生活の中で様々な場面に遭遇します。そして、その場面場面で必然的に言葉や態度でコミュニケーションを図っていかなければなりません。

その対象となる方は、職場の方に限らず、近所の方、友人、家族、恋人と様々ですよね。そんな中で、例えば、友人から思いもよらないお願い事をされ、嫌だな~と思っても断れなかったことはありませんか?どうしても、部屋から出れず人と話すのさえ億劫になった事はありませんか?職場で自己紹介をしないといけないけど、緊張して話せなかった事はありませんか?初めて会う方と、どんな話をしたらいいか悩んだ事はありませんか?

私たちは、訪問看護の中でそんなお悩みやお話を多く耳にしていました。そんなお悩みに応えられればと、“心の花オリジナルのコミュニケーションテキスト”を作成致しました。このテキストを使って、場面を想定し、看護師と一緒にコミュニケーションの“コツ”を掴んでいきませんか?

トレーニングを繰り返す事で、何が良くて、何を改善すべきかがきっと見えてくるはずです。そしてフィードッバクを繰り返し、今より少しでも上手にコミュニケーションが図れるようになれば、自分の思いが上手く表出できて、これまでのモヤモヤが解消されるかもしれません。

私たちは、そのお手伝いを致します。レッツ!トライ!一緒にやっていきましょう!!

心の花オリジナルコミュニケーショントレーニングブック

広田クリニック/広田進院長のコメント

このテキストは「人と接するのが不安でたまらない」「本当は外に出たいのに、人の目が怖い」「他人とどんな話をすればいいのか分からない」など対人関係を作りたいのに作れない方の克服のために作られたテキストです。

まずはあなたが人と話すときに、どんな状況、どんな相手の反応やその結果を自分が恐れているのか、自己分析をしてみましょう。その後このテキストを参考にどういう話題を振ったらいいのか、相手の反応をこちらがどうとらえればいいのか等、具体的に対策を練り、主治医や看護師と共にシミュレーションをやってみてはいかがでしょう。徐々に人と接するときの緊張感がほぐれてくるはずです。少し自信がついたら家族や親しい友人とも試してみるといいですね。

とても辛い過去の体験がきっかけとなり、今も人と接することが苦手な方もおられると思います。徐々に前向きになれるよう願っています。

メンタルケア

③産後ママのためのメンタルケアブック~産後うつにならないために~

冊子のコンセプト

産後うつとはその名の通り、産後に現れるうつ症状のことです。育児へのプレッシャーや不安などがストレスになって発症するもので、うつ病の一種と考えられています。旦那さんや両親の協力を得られず、1人で育児のすべてを抱え込んでしまっているママほど発症しやすく、家事も育児も完璧にこなしたいという人や責任感が強い人は特に注意が必要です。

こちらの冊子では、産後うつとは何か、原因やいつからいつまで続くものなのか、などを詳しくご説明しています。

産後ママのためのメンタルケアブック~産後うつにならないために~

広田クリニック/広田進院長のコメント

出産後は休む間もなく日々の授乳やおむつ替え、寝かしつけなどのお世話に追われているのではないでしょうか。初めてのことばかりで疲労困憊…という人も多いと思います。

しかし、疲れだけではなく、気分が落ち込んだり、イライラしたりといった症状がある場合、それは「産後うつ」かもしれません。今回は産後うつとは何か、原因やいつからいつまで続くものなのか、などをご説明しております。

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